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2013年11月20日

一休さんのお寺で紅葉を満喫

一休さんのお寺で紅葉を満喫

一休さんのお寺で紅葉を満喫

 一休さんのお寺で、紅葉が見ごろです。
 とんちの一休さんとして世間に知られる一休宗純和尚、逸話自体は後の創作と言われていますが、実在の人物です。
 南北朝の動乱が終結したときの北朝の天皇は後小松天皇でしたが、一休宗純は後小松天皇の後落胤といわれています。 一休和尚は、カラスの鳴き声を聞いて、悟りを開いたといわれますが、飲酒・肉食を行なったり、朱鞘の木刀を差して変な格好で街を歩きまわる、正月にドクロを掲げるなど、奇行も多い人物だったため、破戒僧などと言われることもあります。ただ、それらの奇行は禅の精神を基に、当時の風習を批判したものとも言われます。

一休さんのお寺で紅葉を満喫

 骸骨の画を好んで描いたのも「将軍も庶民も一皮むけばみな骸骨じゃないか」との思いがあったのだとか。 それ故に庶民の人気は高く、応仁の乱の後、後土御門天皇の勅命により大徳寺の住持(第47代)に任ぜられ、酬恩庵(一休寺)から、大徳寺に通うことになります。一休寺にはその当時、行き帰りに使っていた輿が残されています。

一休さんのお寺で紅葉を満喫

 一休に帰依していた人物は、能の金春禅竹(こんぱるぜんちく)や茶道創始者の村田珠光などがいました。一休が住持になったことで、堺の豪商はじめ、貴族、大名、商人、文化人など、幅広い層の保護や支持を受け、塔頭が寄進されたことによって、現在の大徳寺があります。それゆえ、一休宗純は、大徳寺中興の祖と言われます。
 少し余談ですが、アニメ一休さんにも登場する蜷川新右衛門さんも実在の人物です。蜷川家は代々室町幕府の政所代といって今の財務省みたいな役どころを務める名門でした。かの蜷川虎三知事の御先祖さまでもあります。

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Posted by 京聯自動車観光部 篠田ほつう at 09:15│Comments(0)2013紅葉最前線
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