2012年12月21日
終い弘法
今年もあとわずか。東寺さんの終い弘法に行ってきました。まあ毎年のことながらすごい人です。でも昔ながらの市っていいですよね!私は大好きです。
ところで、京都では東寺と北野天神の市が有名です。各々、「弘法さん」「天神さん」と呼ばれて、地元の人もたくさん訪れます。元々「縁日」とは神仏がこの世と「縁」を持つ日に参詣すると大きな功得があるとされていて、北野天神では、菅原道真公の生誕6月25日、命日2月25日にちなみ、毎月25日には、神社境内と周辺に所狭しと露店が並びます。特に12月25日の市を終い天神、1月25日の市をお初天神と呼んでいます。
東寺では祖師空海入寂の3月21日を期して毎月21日に御影堂で行われる御影供のことを指しています。当初は年に1回行われていたものが、毎月行われるようになりました。人々が盛んに参詣に訪れるようになったので、ごく簡素な屋台で茶店や、植木屋や薬屋なども出てくるようになったのだとか。これが現在の「弘法さん」の起源だと言われています。
また、かつては、煤(すす)払いと称して、年の暮れに屋内の煤やほこりを払い、不要になった道具類を廃棄しました。そう、現代でいう年末大掃除です。『付喪(つくも)神絵巻』によると、煤払いには、手持ちの古道具が付喪神に変化する前に手放すという目的もあったそうで、その廃棄された古道具を神社仏閣で転売し始めたのが、「弘法さん」や「天神さん」の古道具市の起源であったとも言われています。
それにしても、ほんといろんなものが売ってありました。はい!
2012年12月17日
LED65万個の幻想の世界 丹波
冬ホタル(琴滝公園)に行って来ました! 今年で8年目だそうで水戸黄門で滝の場面で使われていた東映様のロケ地の一つです。
期間は今月24日迄で、京都縦貫道の丹波ICから9号線を右折、すぐの信号を右折、あとは看板どおり道なりで駐車場(無料)に着きます。3時~3時半までに京都を出るとスムーズに着きます。入場料は高校生以上が500円であとは無料です。
是非、行って見てください (くにさん)
2012年12月17日
一年の息災願う大福梅授与 天神さん
北野天満宮で新年御祝用の「大福梅」を授与していただきました。
京都には元旦の朝、祝膳の初茶としてこの梅を飲み、邪気を祓って福を招き、一年間の無病息災を祈る風習があります。
起源はというと、村上天皇の頃、疫病が流行し、「天皇御脳にかかり給いしが、この茶を服し給えば御脳たち所に平癒す。これより王服と称して毎年元旦にこの茶を服し給い、萬民これを倣い年中の疫病邪気を除き長寿幸福を得るなり」と伝えられています。
「大福」の字は「王服」より転化したもので、吉祥の意味をこめ吉字をあてられていると伝わります。今では京都をはじめ、全国各地から多くの参拝者が授かりに来られるようになりました。