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2012年02月24日

観音樣は何故崖の上におわします

ふじもんさんの京の旅をもっと楽しゅうする話

観音樣は何故崖の上におわします

 清水寺は東山三十六峰の一つ、音羽山の中腹に位置し、両国三十三ヶ所霊場の第十六番札所になります。
 奈良時代の末(七七八年)に僧・延鎮が坂上田村麻呂の助力で建立し、宗派は、奈良仏教の一宗である法相宗から独立し、北法相宗と成ります。
 ご本尊の十一面千手観音像は、清水型の観音様と呼ばれ、一文字の手を頭上に掲げ、化仏を頂く珍しいお姿をしています。本尊は三十三年毎の御開帳をする秘仏で、観音三十三変化によります。
 全ての観音の中で十一面観音は拝んだ時から御利益が与えられています。
 観音菩薩は南海にあると云われる補陀落山の崖上で修業中で、古来観音が本尊の古寺は滋賀の石山寺、奈良の長谷寺なども崖上に本尊があります。
 観音樣を拝むときは、南無観世音菩薩樣と云って拝んでください。御利益がありますよ。



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Posted by 京聯自動車観光部 篠田ほつう at 16:22│Comments(0)ふじもんさんの京の旅をもっと面白くする話
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