2013年03月24日
2013京の桜咲く 祇園白川満開

大和大路通から辰巳大明神を結ぶ白川南通のしだれ桜が満開です。周囲の外観とマッチしてグッド。祇園白川は、情緒ある町屋が並び、祇園町の昔の風情を今に伝える一角です。
芸舞妓さんたちがしゃなりしゃなりと歩いて来て、芸事の神様とされる辰己大明神に手を合わせる。火曜サスペンス劇場などでもお馴染みの光景ですよね。ところでこの神社、京都御所の辰巳(南東)にあることから、この名があるのですが、辰己稲荷と言われたりするので、お狐さんを祀ってあると思われがちですよね。でも実は祭神は狸だって知ってました?。
昔、巽橋にいたずらな狸が棲んでいて、橋を渡ろうとする人を化かしては川の方を渡らせるので、この界隈の者たちが、祠を建てお狸さんを祀ると、いたずらは治まったというんですね。
しだれ桜の覆いかかる石碑は、東京の伯爵家の出ながら、京を愛し、都おどりの復興など祇園の復興に尽力した歌人として知られる吉井勇の歌碑です。「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる」と彫られています。

Posted by 京聯自動車観光部 篠田ほつう at 17:04│Comments(0)
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