2012年06月16日
京野菜の旨み ぎゅっと 京都バーガー

清水寺の「三年坂」、正式には産寧坂といいますね。「この坂で転ぶと三年以内に……」などと言われていまが、俗説です。本当は、「お産が寧か(やすらか)でありますように」と祈願しながら、子安観音へ登るのでその名があります。
ちょうど二年坂と三年坂の交差を西へ入ったところにあるのが「京都バーガー 一穀」さんです。
こじんまりとしていますが、大正ロマンの雰囲気ただよう店内で、京野菜を使った手作りハンバーガーがいただける素敵なお店です。
お供した神奈川の生徒さんたちが、京都バーガーやチキンバーガー始め、各々目当てのバーガーを注文すると、国産肉使用のパティを焼くジュッという音と香ばしいかおりが店内中に広がります。

目玉商品の「京都バーガー」は抹茶バンズ。シャキシャキレタスに生麩、特製白みそソース、京野菜の和風バーガーです。お肉の旨みが濃く、肉汁がたっぷり、白味噌の麹の甘味が美味しさを一層引き立たせます。
九条ねぎバーガーなどというのもあります。セットのフライドポテトもいい油でさらっと上がっていて、クセになりそう!断じてファーストフードのバーガーとは違います。
それでいて、値段も500円から750円とリーズナブル。大人の方は生ビールも注文できます。
ところで、京都で何故、いい野菜が育ったかご存知ですか? いろいろありますが、ひとつは、やはり千三百年の都の権威で、その時々の為政者たちが、あるいは朝廷が、全国から名産品の種を献上させたから、なのだそうです。僕は賀茂茄子好きだなあ!

Posted by 京聯自動車観光部 篠田ほつう at 15:39│Comments(0)
│京の街角
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