2012年03月17日
時雨殿リニューアルオープン

天龍寺の時雨殿がリニューアルオープンしました。
藤原定家は『新古今和歌集』、『新勅撰和歌集』を撰進。小倉百人一首を編纂した人です。『小倉百人一首』は、古代から鎌倉時代までの百人の歌人の歌を一人一首ずつ撰び、色紙に書いたのが起こりです。その後、手が加えられ現在伝わる『小倉百人一首』の形となったのだといいます。

定家は小倉山のふもとの「小倉山荘」で百首の和歌を撰びました。
小倉山荘は「嵯峨山荘」とも呼ばれ、後世、「時雨亭(しぐれてい)」と呼ばれるようになります。さて、その時雨亭跡がどこにあったのか。伝承地は厭離庵、常寂光寺、二尊院の三ヶ所が候補にあがっています。
時雨殿は、百人一首の多様な世界を体感できるミュージアムとしてリニューアルオープンしました。
Ⅰ階の常設展示スペースでは、百人一首の世界を「見て」「感じて」「学ぶ」をテーマに資料や100体の歌仙人形、歌詠みのシーンを再現するジオラマなどを展示。

Ⅱ階の平安時代の調度品を再現した体験スペースでは平安装束着付け体験、記念撮影を通して平安時代の雰囲気を体感できるスペースも作られています。

http://www.shigureden.or.jp/
http://www.kyoren-cab.jp/
Posted by 京聯自動車観光部 篠田ほつう at 22:06│Comments(0)
│京の街角
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