2012年07月09日
三室戸寺で蓮の花がきれいです
古名「はちす」は、花托の形状が蜂の巣に似ているから。「はす」はその転訛らしいです。 池見草(いけみぐさ)、水芙蓉(すいふよう)、不語仙(ふごせん)、水の花などとも呼ばれます。地下茎はごぞんじ「蓮根」(れんこん)ですね。蓮の花を指して「蓮華」(れんげ)といい、仏教とともに伝来しました。
ところで、仏様は何故、蓮華の上に座ってらっしゃるのでしょう。蓮はどんな汚い水でも、美しい花を咲かせ、レンコンを作ります。汚された俗世間の心を浄化し、極楽浄土へと導く仏教の教えと重ね合わせてのイマージュなのだそう。蓮の花は、7月の誕生花であり、夏の季語。花言葉は「雄弁」です。
Posted by 京聯自動車観光部 篠田ほつう at 09:14│Comments(0)
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